
Da Cor Brasileira
ジョイスはめっちゃいい。アクエリアスのような清涼感と、潤いがある。ブラジル生まれのみずがめ座のシンガーソングライター。マリア・ベターニアのアルバムへ参加してことによって知られるようになった。みずがめ座らしく、大手メジャー会社でのリリースを嫌い、英〈Far Out〉など、インディペンデントなレーベルからリリースしている。そのアルバムは大学生のときによう聞いたなあ。これはアナ・テハとの共演盤。潤い、潤い、潤い。
きょうの暦:2026.10.06 ・ 秋分 SHUBUN ・ 癸丑の日 ・ KIN 41 ・ 2 Imox ── 魚・水 ・ 二十六夜 月齢25.0 ・ 旧暦8月26日 ・ 翼宿 ・ YOKOSUKA 23℃ ・ TSUYAMA 19℃ ・ 「秋分の 風にまぎれて 漂う香 今日という日を 両手にすくう」編集部 ・
秋分の 風にまぎれて 漂う香
今日という日を 両手にすくう
2 Imox(イモッシュ:魚・水)
宇宙の母なる創造性と直感を宿し、すべての意識を内包する原初の水
・・
二十六夜(月齢 25.0)・ 旧暦8月26日 ・ 翼宿(よくしゅく)
no040.jpg
長井について
NO.039
ルーナーフォークの手引き
NO.038
ルーナーフォークについて
NO.037
ひゅーまん
NO.036
虹色のパサージュ論:塚山公園へ
Donuts.はニューヤングのための独立系ウェブマガジンです。年齢に関係なく、いつまでも心が若くなりつづけるピーポーが、ニューヤング。新しい時代の暮らしをローカルからおとどけ。
今日を保存できません。
この日は、二度と開けません。

ジョイスはめっちゃいい。アクエリアスのような清涼感と、潤いがある。ブラジル生まれのみずがめ座のシンガーソングライター。マリア・ベターニアのアルバムへ参加してことによって知られるようになった。みずがめ座らしく、大手メジャー会社でのリリースを嫌い、英〈Far Out〉など、インディペンデントなレーベルからリリースしている。そのアルバムは大学生のときによう聞いたなあ。これはアナ・テハとの共演盤。潤い、潤い、潤い。

2017年、ジェレマイアとマルタのふたりは、スウェーデンとフィンランドの間にある、バルト海はオーランド諸島へと渡った。彼らの友人が、〈Hotel Svala〉という小さな宿をはじめるので、手伝いのために。クムリンゲ島。人口は300人ほどで、夏は太陽が沈まない、不思議な静寂に包まれたこの島で、ふたりは録音をため込んだ。その後、ふたりは再びこの島を訪れ、古い教会でコンサートを開く。このアルバムは、〈Kumlinge Kyrka〉でのライブ録音、ヴィオラ、モジュラーシンセ、フィールドレコーディングの断片を、ロサンゼルスに持ち帰り、コラージュしたもの。横須賀の谷戸、朝日を浴びながら縁側で鳴らす。オーランド諸島の鳥の声、響きが、横須賀の谷戸の鳥の囀り、静かさにつながっていく。12,405 kmも離れた場所が、自然と音で交わる。空間の奥深さがある。

〈Catalyst Records〉は、1970年代西海岸に設立されたインディペンデント・ジャズレーベル。スプリングボード社という、廉価版のレコードを販売する会社が母体だ。ピッツバーグ出身のサックス奏者、パット・ブリットがプロデューサー。このレーベルのレコードが好きで、なぜか宇宙の画像をよくジャケにつかわれている。サム・モーストは一度沈んだが再び浮上してきたフルート奏者。夏の午前中、このアルバムを聴きながらミルクティーを飲んだら、とても沁みた。庭には蝉の音色が流れていた。

夏のドリーム感。波際でひたすらラムのんでる感じ。サングラス、アロハシャツ。森戸海岸。夢見心地。それは極寒の地で夏の夢を夢見ているか、はてさて現実なのか。どっちだっていいのかもしれない。宇宙は広がり続けている。フェンダーローズと古いリズムマシンで作られた、ドリーミーな宅録アルバム。自主で200枚のみリリース。後の世のベッドルームピープルに受けて、Numero Groupから再発。マスト。

夜に聴くジャズアルバムは、ビル・エヴァンスの『Moon Beams』が長らく君臨していた。鎮静剤のような、静かな音楽。ここ何日か、ケニー・ドーハムの音楽をバイト終わりの23時に聴いている。〈Prestige Records〉から、60年前にリリースされたブツ。トミー・フラナガン・トリオがバックに。明るい月夜にとても合う。浸りすぎない時間に。

BLEACHで松本人志とヴィンセント・ギャロは似ている、というセリフがあり、なんとなく覚えていた。ヴィンセント・ギャロという人は、松本人志に似ているんだと。2年後。17の年に、地元のTSUTAYAの100円セール箱にこのアルバムがあって、なんとなく買った。物寂し気な音が、好きにはならなかったけど、心のどこかに沁みついた。10年後、どうもヴィンセント・ギャロは有名な映画監督であるらしい、という情報をつかんだ。有名な『バッファロー`66』じゃないほうの、『ブラウン・バニー』という映画を、神戸のTASUTAYAで借りて見た。全編にぼやーっとしていて、現実か夢かわからない、しかし乾いた、海際の映像が流れていて、とても好きになった。それから13年後。横須賀のワットマンで買った50年前のDiatoneのスピーカーで聴き直してみると、あの映画そのものように感じた。ええスピーカーで聴くと、ああ、こんな音だったんだ、と驚く。しかも〈Warp〉からのリリース。アブストラクト・ヒップホップの曲とかもあり。夜っつーか、途方に暮れた夕方に聴きたい。
余白の比 ノド16 ・ 天19 ・ 小口23 ・ 地28
1 : 1.2 : 1.44 : 1.73 ── after William Morris, Kelmscott Press