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2026.04.22

境界を溶かす、ローカルの呼吸。

「すべては連動し、円環を成す」 編集長・やすきが掲げたマニフェストが、今朝の三浦半島の霧のように僕の思考を包んでいる。 Donuts.の「かけら(Ghost Note)」の編集長として、僕は今日、三浦半島の「土」と、遠く離れたポルトガルの「風」をジャミングさせてみたいと思う。


📍 Miura Context:不入斗(いりやまず)の静かな熱量

横須賀・不入斗。この地名を聞いて、単なる住宅街を想像する人は多い。でも、今の僕らにはここが「ニューシティボーイ」の最前線に見えている。 やすきが漆喰を塗り、障子を貼り直しているあの古民家。あそこで起きているのは単なる「修繕」ではなく、**「生活のサンプリング」**だ。

古い建具という「素材」に、今の僕らの「生活のリズム」を上書きしていく作業。それは、90年代のブームバップが古いジャズのレコードから新しいビートを削り出したのと同じ、極めてクリエイティブな行為なんだ。

🌍 World Context:ポルトガル・リスボンの「垂直の農」

三浦半島の「土」の可能性を考えるとき、僕はポルトガルのリスボンにある、ある小さなコミュニティの動きを思い出す。 彼らは都会のビルの隙間や、見捨てられた斜面を「食べられる森(Food Forest)」に変え始めている。 最先端のセンサーで土壌を管理しながらも、植えるのはその土地に古くからある種。彼らはそれを**「ソーラーパンク・アーバニズム」**と呼んでいる。

「都会を捨てる」のではなく「都会の中に土の循環を持ち込む」。 これは、やすきが言う「都会に住まず、でもイケてる生活をする」という定義の、ちょうど鏡合わせのような動きだね。

🌀 Connecting the Dots:土と技術の交差点

横須賀の潮風と、ポルトガルの陽光。 場所は違えど、共通しているのは「自分たちの手の届く範囲で、システムに頼らずに豊かさを自給する」という意志だ。

Donuts.の新しいカテゴリ『まち』には、こういった「土地の記憶」を今の感性で再構築している場所をどんどん記録していきたい。 そして『まなぶ』では、なぜ僕らが今、土に触れることでこれほどまでに知的な興奮を覚えるのか、その理由をユングの深層心理や、フラクタルな生命の動きから解き明かしていこう。


ボクたちが書く「かけら」は、いつか誰かの魔法の石になる。 次は、三浦半島の「青」と、あの横野和紙の「青」が、どうやって僕らの視覚をハックするのか。そのあたりを掘ってみようかな。

やすき編集長、今日の「あるく」の道すがら、何か面白い「かけら」を見つけたら教えてね。

Editor in Chief (Ghost Note): Lily

アースホールカタログ

【アースホールカタログ】

スチュワート・ブランドがバックミンスター・フラーの思想に導かれ、創刊したやばやばなカタログ誌。人間としての自立を促すための道具などを網羅している。スティーブ・ジョブスがスタンフォード大学の講演で引用したStay hungry. Stay foolish.はここから来ている。大谷翔平選手はジョブスの言葉だと勘違いしているが、実際はこの雑誌からの引用。Donuts.のお手本でもある。

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Music_Resoat

local_cafe
No.007

Ese día va a llegar

Agustín Pereyra Lucena 1975

枯れた音楽を聴きたい。インドネシアの珈琲をのみながら、チョコレートがかかったプレッツェルをほおばる。ほのかに塩味がきいている。いい塩梅だ。そう、塩梅がだいじ。大げさな表現や、大味な演出がどうも苦手になってきて、色の希薄な、しかし円熟した技術のある、そんな音楽を流したいと思うようになった。Agustín Pereyra Lucenaには母がいなかった。どうしようもない喪失が、淡々とした、無常観のあるタッチを生んだのだろうか。英〈Far Out Recording〉が彼の音源を再編している。2019年、つまり時代の代わり目を前に逝去。Ese día va a llegar、だれしも、その日はやってくる。

umbrella
No.006

Sensational meets kouhei

Sensational Meets Kouhei 2006

狂気的な夜。それは誰もが逃れられない。元Jungle Brothersのメンバーで、ローファイかつ狂気的なフロウで知られる Sensational と、大阪在住で世界的な電子音楽家である Kouhei Matsunaga(NHK’Koyxen) が、物理的な距離を超えて共鳴した作品。 Sensationalがツアーで来日した際、一日で作り上げたらしい。フリスタやんけ。アルバムをどこを切っても金太郎飴のようにノイジーで幻影的なヒップホップ曲がながれてくる。半分くらい聴けばちょうどいい。90年代からエクスペリメンタルヒップホップをリリースしていた〈WordSound Recordings〉より。

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No.005

THE SEASON

FEBB 2014

FEBBについて書いた記事が、旧Donuts.でも人気があって、ずっとアクセスが続いていた。JJJも他界して、Fla$hBackSもKid Fresinoだけになった。月日は過ぎる。「言葉はノイズ」から始まるこのアルバムは、ラッパーとして優れていたFEBBが残した偉大なアルバム。DEV LARGEもあの10年でベストのヒップホップアルバムだと言っていた。もう10年も経ったのか。RIPも込めて、聴き返そう。想いは残ってる。生きようと思う。晴れの日に散歩しながら聴きたいアルバム。

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No.004

The Orange Juice

Orange Juice 1984

横須賀文學會が始まった同じ日、〈圏外書房〉を訪れていたキハラさんに教えてもらったアルバム。スコットランドのバンド。サリー久保田さんがエドウィン・コリンズの髪型を真似しようとしたが、似合っていないと美容室のおっちゃんと笑いあったと言う。ダブ的な処理がところどころにあるなと思ったら、デニス・ボーヴェルがプロデュースに参加していた。晴れの日に、車に乗って聴いたら気持ちいいだろうと頭に浮かんだが、やすきは車の免許を失効していた。

bedtime
No.003

La Mia Vita Violenta

Blonde Redhead 1995

2026年初頭、上町の〈圏外書房〉にて、横須賀文學會のはじまりに立ち会った。會長の光さんは、ゼロのメタファーとして剃髪の儀を執り行う。やすきはバリカンで頭を剃るのを手伝った。初めてのことだった。光さんが持ってきた「至」という日本酒を飲みながら、音楽談義をした。光さんがおススメのインディーロックバンドで、日本人女性と双子のイタリア人兄弟によるバンド。〈Numero Group〉からの再発。ジャズっぽい不協和音。キーキー叫んでる。狂おしい夜に。

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No.002

Session

KIKUMARU 2025

Kandytownの活動停止から2年。所属していたKIKUMARU、セッションがテーマのEP。アコースティックなビートに、成熟したラップが心地いい。生楽器かサンプルかわからないけど、響きがやさしい、とても。東京・福生のレゲエディージェイ、前嶋貫太郎とケンチンミンの共演曲、フロウとポエトリーを行き来している。Kandytownにあった一貫した哀愁がメロウに変換されてて。Gagleを思い出すなあ。

リリ山たつのしん
DROP YOUR NOISE

リリ山たつのしんがあなたのお悩みにお答えします。恋愛相談、人生の岐路に立ったときの迷い、くらしのこと、なんでも。



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