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西洋占星術において、太陽は本質を現す。アポロン、ヘリオス、ラー、天照大御神。彼らは真理、豊穣、秩序をもたらす。太陽からの恵みに、私たちは生かされている。心を貫く光の束。
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No.017
Here and There
Kibrom Birhane
2022
エチオピア生まれのキーボーディスト、マルチ奏者。アディスアベバのMekane Yesus School of Jazz Musicで学び、その後、制作と録音の奨学金を得てLos Angeles College of Musicへ進学。現在はカルフォルニアを拠点に活動している。子どもの頃にエチオピア正教会の聖歌やトラディショナルな楽器に触れたことがルーツであるという。ロスの仲間たちとリハなしの一発録りのアルバム。すげえ。呪術的な妖しさがある。エチオピアへの郷愁。でもカラッとした空気感もある。おススメ。
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No.015
Da Cor Brasileira
Joyce
2011
ジョイスはめっちゃいい。アクエリアスのような清涼感と、潤いがある。ブラジル生まれのみずがめ座のシンガーソングライター。マリア・ベターニアのアルバムへ参加してことによって知られるようになった。みずがめ座らしく、大手メジャー会社でのリリースを嫌い、英〈Far Out〉など、インディペンデントなレーベルからリリースしている。そのアルバムは大学生のときによう聞いたなあ。これはアナ・テハとの共演盤。潤い、潤い、潤い。
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No.014
RECORDINGS FROM THE ALAND ISLANDS
JEREMIAH CHIU & MARTA SOFIA HONER
2022
2017年、ジェレマイアとマルタのふたりは、スウェーデンとフィンランドの間にある、バルト海はオーランド諸島へと渡った。彼らの友人が、〈Hotel Svala〉という小さな宿をはじめるので、手伝いのために。クムリンゲ島。人口は300人ほどで、夏は太陽が沈まない、不思議な静寂に包まれたこの島で、ふたりは録音をため込んだ。その後、ふたりは再びこの島を訪れ、古い教会でコンサートを開く。このアルバムは、〈Kumlinge Kyrka〉でのライブ録音、ヴィオラ、モジュラーシンセ、フィールドレコーディングの断片を、ロサンゼルスに持ち帰り、コラージュしたもの。横須賀の谷戸、朝日を浴びながら縁側で鳴らす。オーランド諸島の鳥の声、響きが、横須賀の谷戸の鳥の囀り、静かさにつながっていく。12,405 kmも離れた場所が、自然と音で交わる。空間の奥深さがある。
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No.013
But Beautiful
Sam Most
1976
〈Catalyst Records〉は、1970年代西海岸に設立されたインディペンデント・ジャズレーベル。スプリングボード社という、廉価版のレコードを販売する会社が母体だ。ピッツバーグ出身のサックス奏者、パット・ブリットがプロデューサー。このレーベルのレコードが好きで、なぜか宇宙の画像をよくジャケにつかわれている。サム・モーストは一度沈んだが再び浮上してきたフルート奏者。夏の午前中、このアルバムを聴きながらミルクティーを飲んだら、とても沁みた。庭には蝉の音色が流れていた。
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No.012
CHUCK SENRICK『Dreamin’』
CHUCK SENRICK
1976
夏のドリーム感。波際でひたすらラムのんでる感じ。サングラス、アロハシャツ。森戸海岸。夢見心地。それは極寒の地で夏の夢を夢見ているか、はてさて現実なのか。どっちだっていいのかもしれない。宇宙は広がり続けている。フェンダーローズと古いリズムマシンで作られた、ドリーミーな宅録アルバム。自主で200枚のみリリース。後の世のベッドルームピープルに受けて、Numero Groupから再発。マスト。
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No.005
THE SEASON
FEBB
2014
FEBBについて書いた記事が、旧Donuts.でも人気があって、ずっとアクセスが続いていた。JJJも他界して、Fla$hBackSもKid Fresinoだけになった。月日は過ぎる。「言葉はノイズ」から始まるこのアルバムは、ラッパーとして優れていたFEBBが残した偉大なアルバム。DEV LARGEもあの10年でベストのヒップホップアルバムだと言っていた。もう10年も経ったのか。RIPも込めて、聴き返そう。想いは残ってる。生きようと思う。晴れの日に散歩しながら聴きたいアルバム。
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No.001
Illmatic
Nas
1994
弱冠十九歳の天才が放ったヒップホップの聖典。クイーンズブリッジの荒廃した日常を、緻密なリリックと超絶的なライムで鮮烈に描き出した。選び抜かれたプロデューサー陣による重厚なビートと、神懸かったフロウが完璧に融合。今なお色褪せぬ永遠のマスターピース。