オランダのレーベル、Vintage Voudouが、設立第一弾としてリリースしたのが Basa Basa『Homowa』です。Homowaとはガーナの雨季に行われるお祭りのこと。飢えている、という意味があることから、かつてガーナにあった飢饉を忘れないように行われているようです。ホモワのドキュメンタリーで、雰囲気を確認することができます。
ガーナとディスコの融合
今作は78-79年にナイジェリアのラゴスにて録音されたもの。ハイライフというガーナのポピュラーミュージックを基にアフロファンクやディスコの要素が入っています。ポコポコと土着的なリズムにシンセが混ざっていく様は独特て面白い。シンセはガーナでは高かったんだろうな。
https://youtu.be/s5zycFeyqBE
ハイライフミュージックを聴いてみると、ポコポコポコポコ鳴りまくっててたのしい感じです。日本にはこういう土着と西洋の融合が少ないですよね。ホーンやらジャズも少し入ってる。素晴らしい音楽です。珈琲を飲みながら聞くのにぴったりです。
Basa Basaは後にリエディットされ、クラブミュージックにも認知されました。レコード原盤ではウン万円の価値があるそうです。貴重な音源をこうやってストリーミングで聴ける、いい時代です。楽しみましょう。