湘南移住記 第217話 『灯』

電気が止まった。12月と1月分の電気料金は払っていたのだが、11月分を払うのを忘れていた。気がついたら契約が終わっていた。

こういうのは電話で知らせて欲しい。仕方がないから、新しい会社と契約し直した。一晩、灯りがない夜を過ごした。

灯りがない部屋で、さまざまなことが頭を巡った。家の電気がつかないというのは、なんとも心許ない。

明るい、ということ自体がとてもありがたいことだと思い知った。

素読

気がついたら病状がよくなっている。漢方と、カタカムナの詠唱が効いた。特に1首、5首、6首をよく詠んでいる。

ついでに、萬葉集や古事記の素読もはじめた。古語についての本は、意訳ばかり読んでいたが、昔の発音のままで声に出して読む。

現代語のルーツなので、まったく意味がわからないわけではない。むしろ伝統から学ぶことにより、より現代語の理解がすすむ。

アメノミナカヌシ、タカミムスヒなど、名前の発音自体に暗号が隠されている。

日本語って、ホログラムを書くプログラムに近いと、書いてて思う。理解する前に、視認し、映像がうかびあがる。

日本語がよくわかるようになるので、子供がいるみなさんは教育にオススメです。

ジョージア・オキーフのアートブックがおもしろい。文章がすぎると、一定方向しか本の楽しみがなくなる。

どこから読んでもおもしろく、写真やアートを楽しめるサイト構成にできたらなあ。

宝石の国を無料期間中に読んだ。感想はまとめようか。才能が溢れ出ていて、1コマ1コマがたのしい。