Haruka Nakamura『Nujabes PRAY Reflections』

心に残るような、いいカフェに行くと、きまってHaruka Nakamuraが流れている。岡山・玉野の〈belk 離れ〉でかかっていたときは、空間とマリアージュしすぎていて、Haruka Nakamuraの曲群から空間を導いたかのようだった。

音楽は時間の芸術。

カフェは時間と空間の芸術。

私たち人間は時間と空間の3次元に生きている。時間は有限で、大切な資産だ。

いい音楽を聴くことは、よい人生を過ごすことに似ている。

1982年生まれ、青森県出身、東京在住の音楽家。5歳からピアノを、中学からギターを弾き始める。高校1年の夏に上京し、2006年より本格的活動を開始。MySpaceに音源をアップしたところ、nujabesやシンガポールのレーベル〈KITCHEN.〉など多くの反響を呼ぶ。その後、2008年に『grace』、2010年に『twilight』、2013年に『MELODICA』というアルバム3部作を発表。また、Janis CrunchやAOKI, hayatoとの共演や即興演奏プロジェクトのharuka nakamura LABOで活動するほか、展示会などの音楽も手掛ける。