ドント・シンク、フィール

水星逆行が明日で終わる。水星は言葉、思考、コミュニケーションを司る。逆行は、時間が過去に戻っていることを意味する。水星逆行時は、過去の振り返りをすることにしている。一年に三〜四回起きる水星逆行は、たちどまって、自分を顧みて、また次に進もう、と天が教えてくれるタイミング。

ループから抜け出せ

頭の中の思考が止まらない。10年間くらいつづいている私の悩み。メビウスのようにループしている。

しかも、思考の中身がどうでもよいことばさり。過去にあった嫌なこととか嫌だった人物のこととか。

ああ、次はこうしようかな、というアイデアも四六時中浮かんでくる。その時はわくわくしている。

ただ、思考が浮かびすぎて目の前のことにフォーカスできていない。それは勿体ないことだ。

丹後山アパートメントで、姫路から来た女性と話したことがある。その女性に宿っている龍の力を借りてマッサージをして、メッセージを授かる。ある種のマクルーハンだ。

ある時からものすごく疲れやすくなったのだが、それは思考のせいだと教えてもらった。いまの思考量の十分の一に抑えればいいらしい。

その時から意識しているのだが、どうしても思考が浮かんでくる。嫌なことが浮かんでくる。思考しないというより、意識してボーっとする時間を作った方がうまくいくことがわかった。

岡山から神奈川に移り住んで、葉山や鎌倉の海を眺める時は、何も考えない。悩みに対して、あれこれロジックを凝らすより、何もしないことの方が、ふと答えが浮かんだりする。

葉山の森戸海岸

鎌倉や葉山で海を眺めている人たちも、私と同じことをしているのだろうか。嫌なことは、人それぞれある。

なぜ執着するのか

なぜ私は過去にあった嫌なことや嫌な人をずっと反芻し続けているのだろう?今起きていることとこれからの方がよっぽど大事なのに。

嫌なことってなんだろうか。仕事とかか。人間関係とか。それはもう気にしすぎだ。失敗もそりゃああろう。完璧にはなれん。

私には感謝も欠けていたが、許すことも欠けている。嫌な人と縁を手放して、新しい縁を受け止めればいい。過去にこだわり続けてもしょうがない。

津山にいた時から、ずっと疎外感があった。それが当たり前だったので、神戸に出た時に気づいた。

コロナで不安もあるが、腹をきめて進む。私は経営者になるという覚悟を持つ。いつまで経ってもバイトや派遣をしていても仕方がない。学ぶことはあるけどね。

思考は十分の一に減らそう。よりいいことを考えるために。人間関係のことは忘れて、いいアイデアを思い浮かべよう。そして実行しよう。

思えば、過去の失敗にこだわりすぎてきた。昔聴いていたDragon Ashの曲が教えてくれていた。また立ち上がるしかない。失敗して転んだとしても、笑って立ち上がることこそ、人生の価値だと。

だから、もう終わり。

この悩みは終わりにしよう。

たぶん、私は変わることを恐れて過去にしがみついているのだ。もう時代は変わった。前に出よう。いいマインドを持って、時代を変えよう。