Filla Braziliaはなにで聴いたのか。レコードで持っていたかと考えたが、トゥルービートリオだった。クラブジャズのコンピはよく聴いていたので、そこで何曲が聴いたのかもしれない。
イギリスのヨークシャーで結成されたデュオ。ヨークシャーというのは、羊で有名なヨークシャーだろうか。
このセカンドアルバムは思いの外いい。95年リリースだが、古さを感じさせない。私はブレイクビーツやダウンテンポものは2000年あたりに1番よく聴いたが、その年代の曲とも遜色がない。
2000年代から技術が頭打ちになり、2010年代はそんなに進歩がなかったから、90年代がいかに文化的突出した年代なのかがわかる。
このアルバムはサンプルにヒップホップに近いドラムサンプルが多く使われており、聴きやすい。シンプルにつくられているが、なんかいいアルバム。