PESがリップスライムの脱退した、という報道があった。既に解散したはずなのに、どういうわけだろう。
スポーツ誌みたいなのがいざこざだけ取り上げて、音楽のことには一切触れていないのはどうかなと思う。そこでリップスライムの音源を聞き直してみた。
初期のファンク
YouTubeで黒人が楽園ベイベーのリアクションビデオを出していた。聴いてみた感想が、ファンクの要素が強い、だった。私が青春時代に聴いた『Tokyo Classic』までの流れは確かにそうだ。ステッパーズディライト、雑念エンタテイメント、ファンカスティック、楽園ベイベーまではドラムのパターンがヒップホップのそれではない。
たしかトーキンチープのイントロでコーヘイ・ジャパンが「こいつらはヒップホップだけじゃなくファンクもボサノヴァも演歌もはいってるぜ」と紹介したのもそうだった。
ステッパーズディライトは、当時にしてはかなりクオリティの高いトラックだ。改めて聴くと、ギターのリフをイントロからパンで振っていて、打ち込みもかなり細かい。音色もかなり近代的で、こら売れるわなといった感じだった。
雑念エンタテイメントは高校生当時あんまり好きではなかったが、いいイヤフォンでベースラインを中心に聴くと相当グルーヴがある。いい曲だが、やや音楽性が高度だ。
2001年でのB-BOYパークのライブ映像が残っているが、かなり破壊力がある曲で、相当盛り上がっている。ライブ強かったろうなあ。
いじめって…
とおもってたら、現メンバー側から釈明の動画がアップされた。
https://youtu.be/oFtSxZlKdPo
なんかもう、終わったことはいいじゃないですか、的な