湘南移住記 第112話 「胃痛」

鎌倉での勤務2日目。職場の方がとても素晴らしい方ばかりで、スムーズに働かせてるもらった。ひとつひとつの作業が丁寧でチェックも厳格にされている。仕事のクオリティが高い。その上、作業を手伝って頂いたり、声をかけてくださったり、気遣いをよくしてくださった。人の和が、商品の価値をあげていることが目に見えてわかった。

夏のおばあちゃん

夏に働いた職場で、あるおばあちゃんがいた。小さくてかわいくて、私から見ると、よく働く方だった。ししししと笑う。

私と同じく、まだその職場では日が浅いようだった。なので、先に働いている方から意地悪とまではいかないが、つっこまれたりしていた。それでもそのおばあちゃんは明るく前向きに働いていた。働くのが好きなのだろう。

働いているとストレスもあるし、自分自身も気をつけなければならないが、長く働いていると自惚れるのようなものも出てくる。おばあちゃんがいた場所はそれがよく見えた。サービス関係なので、仕方ないことなのだが。

そのおばあちゃんのことが気に掛かっていた。こういう方が、よく生きれるような会社をつくりたいと思った。優しい人が優しく生きれるように。

私が行っている鎌倉の会社は私の理想を具現化した素晴らしい会社だった。鎌倉が持つ澄んだ空気が人々に優しさをもたらしているのだと思う。ここで学び、のちの経験に活かす。

突然の胃痛

2日目の帰り。衣笠駅で降りる。昼食を節約してパン2個にした。社員さんに足りますか、と言われたが、少食になりたいと答えた。だがどうも腹が減った。

駅に着くと、急激な腹痛に襲われた。歩いてられなかった。痛いのだが、腹も減っている。横須賀に多い焼き鳥のテイクアウトを日本食べた。皮1本70円、豚1本80円。うまい。

すると、腹痛が止んだ。腹が減って痛かったのだろうと思った。

帰宅して炊飯器に予約をかけていたつもりが、忘れていた。仕方ないので、大根サラダとお好み焼きをつくった。お好み焼きといっても小麦粉を水で溶いてキャベツを入れただけのものだ。女将がよくつくっていたもの。

たべて、疲れていたのですぐ寝た。だが夜中の2時、急激な腹痛に襲われて起きた。病院を呼ぼうかと思ったくらいだ。大阪の池田市で一人暮らししていた時も同じ経験がある。急性の腸炎がなにかだった。

とりあえず、湯をわかし、白湯をのんだ。すこし落ち着いた。しかし時間が経つとまた痛くなってくる。仕方ないので、マルシェで買った横須賀の農家さんがつくったさつまいもを薄く切って揚げ焼きにして食べた。そうしたら痛みがひき、明け方5時に寝れた。

今日、日曜日。横須賀で空いている病院はないかどうか探したが、見つからなかった。ヨーグルトを買い、胃の保護に努める。こういう時は長芋が粘膜を保護していいらしい。

横須賀中央駅で酉の市をやっていて縁日のようになっていた。横須賀は活気がある。