麺が食べたい。しばしば訪れるナゾの欲求は多くの日本人を突き動かします。日本人の腸は長いので体が消化によい麺を欲するのでしょうね。私も腸が弱いで麺を体が欲すときが時折あります。
津山のラーメン屋さんは総じて昔ながらの味付けが多いようです。あっさり。帰ってきてから味の濃さに驚きました。だからレモンの瓶チューハイがソウルドリンクになるのだな。
今回は津山から西の方向、久米方面にあるはなまる亭さんに出かけてきました。ここはなかなか見つけれなかったですが、google map上にあるのを発見。さっそく取材に向かうことにしました。
なんでもないけどじんわりくる
この記事を東京の方が見ているとして、「津山に行った際にはこのお店に寄ってみよう!」となるような場所ではありません。しかし、地元の人が通い、なんでもないストーリーがそこで繰り広げられている場所を紹介したいのです。旅先でもそうです。表面的ではない部分のほうがたのしい。はなまる亭もそんなお店です。
久米体育館の敷地内?の中にはなまる亭はありました。敷地内はダンジョンのように入り組んでいて迷います。初見の人がgoogle mapを頼りにいっても少し面食らいます。まさに地元の人のお店。店内は広く、丸太をつかった内装は落ち着きを感じさせます。
今回行ったときは夏の麺まつりということで夏の限定メニューが出ていました。しかも限定メニューを頼めばくじが引けて、割引などのサービスが。一等賞は400円引きくらいでした。こりゃいいわ。今回は限定メニューの油そばを注文。プラス200円で定食にもできます。
こちらが油そば定食。小鉢やサラダ、ご飯がついてかなりボリューミー。これは贅沢です。すまし汁もおいしかったな。くじがあたり、100円引きになりました。ラッキー。
関西で食べるような太麺で油ぎとぎとの、いわゆる油そばというより、冷麺をアレンジした麺でした。チャーシューもさっぱりしていて食べやすい。神戸の六甲道エリアでやったら油そば専門店が増えていましたが、そういうトレンド違う解釈でおもしろいです。津山っぽい。
こちらは中華丼。スタンダートな味。スタンダートがゆえに、おいしく落ち着ける味です。
ご主人がもともと中華をやられていた方ということなので麻婆豆腐やスタンダートなメニューも気になりました。スタンダートの中に新しいものを取り入れる気風がサイコーです。いい感じでした。ごちそうさま。