ミルキーウェイ 2019新年会

鳥取のアートイベント、銀河鉄道祭。ことめやで、打ち上わせのミルキーウェイが行われました。PORTスタッフ、香草工房内藤さん、丹後山アパートメントのつばさくんと、チーム津山で参加です。丹後山アパートメントで採れた野菜や、午前酒で漬け込んだ魚を手土産に持っていきます。

寒い冬には豆乳鍋

到達しますと、前回参加の障害者アートの方、鳥取のシセイ堂の方、鳥取大学講師の木野さんが参加。前回に引き続き、鳥取勢より津山勢が多いです。

料理は豆乳鍋を振舞って頂きました。鍋をつつきながら、香草工房のハーブティーをすすります。

死者の書再読について

木野さんは先月に死者の書再読というコンテンポラリーダンスの講演を行いました。ヨーロッパに留学していた木野さんは、日本でもコンテンポラリーダンスの活動ができる場所を求めて鳥取へ移住します。ヨーロッパでは活動をサポートする企業があるそうですが、日本では難しい状況。鳥取大学の講師の仕事を得て、ワークショップをしつつも、今回は鳥取にきて3年目ではじめての講演だったそう。前回の記事に詳細は書いていますが、人間を投げ打つような踊りに圧倒されました。この講演は、各地で多くの方に見てもらいたいと思います。

木野さんは、技術ではなく、自分をさらけ出して、踊りはみんなできるんだということを伝えたいそうです。

障害者と表現

障害者アート施設からふるの方も来られていたので、アートのついての話に。

この日はインドネシアのジョグジャカルタから鳥取にレジデンスで短期滞在している横内賢太郎さんも交えて、表現そのものについて話しました。

からふるの入居者は、人にもよるが、ずっと創作し続けている人もいる。家族と話せなかったが、絵を描くことで、ずっと家族に表現したかったことがわかった、という事例もあったそうです。ダンボールをつかって創作する人もいる。横内さんは、インドネシアの農家が、ただ石を並べるだけでも表現と感じたそうです。大事なのは、なにかを伝えたいという意思だと。だれかの表現を認め、楽しめることによって、受け手の可能性が広がるともおっしゃっていました。

からはるの方は、生物として見たとき、障害者の方が突き抜けているとおっていました。たしかにそうかもしらない。表現について、考えさせられる鳥取の夜でした。