スピーカーを持ち出せる「INAIR」

MusicmakerのトマホークZというインナーイヤー型のイヤフォンを使っているが、解像度がよすぎるのか、耳に合わないのか、どうも使っていて耳が痛くなる。同様の理由でカナル型のイヤホンも使えないのだが、インナーイヤー型でも痛くなってしまった。うーむ、どうすればいいのだろう。

INAIR

と、思っていた矢先、twitterでおもしろそうなクラウドファンンディングを見つけた。

丸っこいかたちのイヤフォン。インエアー方式という新しい技術のようで、長時間使っても耳が痛くならないとのこと。こりゃいいや。

Inairのクラウドファンディング

記載されている情報によれば、

スピーカーのように、開放的
 ヘッドフォンのように、ダイナミック
  イヤホンのように、小さく軽量

物理的な存在感を可能な限り無くし
「音楽そのもの」を直に感じたい

着けていることを忘れてしまうほど、

ソフトで軽量

というコンセプトかなりよさげです。クラウドファンディング公開から24H後くらいですでに支援目標は700%を越えていて、注目度の高さが伺える。

開発者

これが開発者のダイスケカガワ氏。いかがわしい感じといけすかない経歴だが、ものつくりの情熱はある模様。

こういう空間系のイヤフォンで鳴らしたいアーティストを昨夜Sportfyで発見した。フランス出身、スペイン在住のふたご座、Colleen。

幼少期にリーペリーやオーガスタ•パブロなど聴いていたという。フランスに生まれてなんでそんな感性なんねん。

ええイヤフォンをして気づいたことは、音の分離がいいと左右のパンと上下の解離がよく、曲の空間がわかりやすいこと。空気感や奥行きを感じやすい。トマホークZでキルラキルを視聴してみたが、屋外と屋内だと声の音響の処理が違っていたのに気づく。例えば工場のシーンだと声にリバーブをかけていて臨場感がでている。これはスピーカーにつないでも気づかなかったかもしれない。

シガーロスみたいに奥行きどこまであんねんみたいなバンドだとどの音響でもわかりやすいが、ダブとかになってくると空間処理が大事なのでこういうイヤフォンはあってるはず。

投資してみる価値はありそう。