No.0001 The Orange Juice Orange Juice 1984 横須賀文學會が始まった同じ日、〈圏外書房〉を訪れていたキハラさんに教えてもらったアルバム。スコットランドのバンド。サリー久保田さんがエドウィン・コリンズの髪型を真似しようとしたが、似合っていないと美容室のおっちゃんと笑いあったと言う。ダブ的な処理がところどころにあるなと思ったら、デニス・ボーヴェルがプロデュースに参加していた。晴れの日に、車に乗って聴いたら気持ちいいだろうと頭に浮かんだが、やすきは車の免許を失効していた。
No.0002 La Mia Vita Violenta Blonde Redhead 1995 2026年初頭、上町の〈圏外書房〉にて、横須賀文學會のはじまりに立ち会った。會長の光さんは、ゼロのメタファーとして剃髪の儀を執り行う。やすきはバリカンで頭を剃るのを手伝った。初めてのことだった。光さんが持ってきた「至」という日本酒を飲みながら、音楽談義をした。光さんがおススメのインディーロックバンドで、日本人女性と双子のイタリア人兄弟によるバンド。〈Numero Group〉からの再発。ジャズっぽい不協和音。キーキー叫んでる。狂おしい夜に。
No.0003 Session KIKUMARU 2025 Kandytownの活動停止から2年。所属していたKIKUMARU、セッションがテーマのEP。アコースティックなビートに、成熟したラップが心地いい。生楽器かサンプルかわからないけど、響きがやさしい、とても。東京・福生のレゲエディージェイ、前嶋貫太郎とケンチンミンの共演曲、フロウとポエトリーを行き来している。Kandytownにあった一貫した哀愁がメロウに変換されてて。Gagleを思い出すなあ。
No.0004 Illmatic Nas 1994 弱冠十九歳の天才が放ったヒップホップの聖典。クイーンズブリッジの荒廃した日常を、緻密なリリックと超絶的なライムで鮮烈に描き出した。選び抜かれたプロデューサー陣による重厚なビートと、神懸かったフロウが完璧に融合。今なお色褪せぬ永遠のマスターピース。